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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話 (改訂版)
2017-06-11-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第14章 景気対策って、なんだろう? ⑥

◇ アベノミックスの登場 = 日本経済は低成長を通り越して、実はマイナス成長に陥っていました。人々の景気感と密接に関係する名目成長率でみると、1998年から2011年までの14年間、年平均の伸び率はマイナス0.6%に落ち込んでいます。この間、08年のリーマン・ショックによる世界的な不況もありましたが、それにしても惨憺たる成績でした。

歴代内閣は補正予算を組むなど、財政面からの景気刺激に努力はしたのです。しかし低成長で税収は上がらず、国債の増発に頼るしかなかったため、その景気浮揚効果には限界がありました。一方、日銀は政策金利を下げ続け、99年にはとうとうゼロ金利にまで行き着いてしまいました。

さらに高齢化の進行で、年金や医療など福祉関係の歳出予算が急激に膨張しました。このため14年には、やむなく消費税を5%から8%に引き上げたのです。この消費税引き上げが、予想以上に景気の足を引っ張ることになってしまいました。

こうして日本経済は“空白の10年”と言われるマイナス成長に苦しんだわけです。企業の利益は上がらず、人々の所得も増えませんでした。将来への不安感が国中に蔓延した状態になったと言えます。こうしたとき、12年12月に誕生した第2次安倍内閣が、財政・金融面からの強力な景気対策を打ち出しました。これがアベノミックスと呼ばれる新経済政策です。

                         (続きは来週日曜日)


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