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経済なんでも研究会
アメリカは 景気後退へ (上)
2007-10-23-Tue  CATEGORY: 政治・経済
山中の一本道。前から虎がきた。後ろからは狼がやってくる。手にしたライフル銃には、タマが一発しかない。さあ、どうしよう。冷静に考えれば、まず虎を撃つ。狼ならば、タマのない銃でも戦えるかもしれないからだ。いまのアメリカ経済は、こんな進退窮まった状態に陥っている。

先週19日、ダウ平均株価は367ドルの大幅安となった。有力企業の業績が低迷したことと、原油価格の高騰が原因である。建設機械大手のキャタピラー、航空電子部品のハネウエル、大手銀行のワコビアなどの決算は、いずれも市場の予測を下回るものだった。一方、原油価格は一時的にしても1バレル=90ドルを突破した。

最近の経済指標を整理してみよう。まず9月の住宅着工件数は、年率換算で119万1000戸。前年比30.8%減少して、14年半ぶりの低水準に落ち込んだ。先行指標である許可件数も、前月比で7.3%の減少となった。この数字だけからでも、あのサブプライム問題が確実に建設業界を不況に陥れたことが判る。その周辺産業である建築資材、家具、運輸などの業界も苦境に陥っているはずだ。

8月までの消費需要は順調だ。個人消費支出は前月比0.6%増、小売り売上高も0.3%伸びた。雇用関連もまだ悪い数字は出ていない。9月の失業率は4.7%で前月比0.1ポイント増加したが、非農業雇用者数は11万人増とまずまず。したがってサブプライムの影響は、まだ消費や雇用面には認められない。ただ物価は上がり気味。9月の卸売物価は前年比4.4%上昇、消費者物価は2.8%の上昇となった。

                      (続きは明日)

    ≪22日の日経平均 = 下げ -375.90円≫

    ≪23日の日経平均は? 予想=上げ

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