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経済なんでも研究会
円高過敏症の 東京株式市場 (下)
2017-06-28-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ アメリカの景気動向にも一因 = FRBは今月中旬、4回目の政策金利引き上げを断行した。本来なら、これで長期金利が上がり日米の金利差が開いて、ドル高・円安になるはずだった。ところが長期金利はむしろ下がり気味。円相場もやや上昇した。その理由は、投資家がアメリカ経済の先行きに懸念を持ち、国債の買い入れを増やしたためである。国債の価格が上昇、長期金利は低下してしまった。

アメリカの景気が下降すれば、FRBは予定通りに利上げを実行できない。すると日米間の金利差は拡大せず、円高が進む可能性もないではない。東京市場はそこまで深読みして、将来の円高を懸念している。仮に1ドル=100円を超える円高になれば大変だが、そんな気配はいまのところ全くない。やはり市場は、心配し過ぎているのではないだろうか。

円高を心配し過ぎる一方で、円高のメリットについては過小評価されている。言うまでもなく、円高になればモノやサービスの輸入価格は下落する。いまの日本はエネルギーの輸入に巨額の代金を支払っており、それだけ国内の購買力が海外へ流出している。その購買力が国内で使われれば、景気はもっとよくなるはずだ。

市場に定着してしまった円高過敏症を矯正するには、どうしたらいいのだろうか。それには、日本経済の将来見通しをもっと明るくするしかない。将来展望が明るくなれば、市場はそちらに顔を向け多少の円高不安には動じなくなるだろう。その意味では、アベノミックス後の新しい経済目標を策定することが不可欠になってくる。

      ≪27日の日経平均 = 上げ +71.74円≫

      ≪28日の日経平均は? 予想 = 下げ


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