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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話 (改訂版)
2017-09-10-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第14章 景気対策って、なんだろう? ⑲

◇ 取り残されそうな日本 = アメリカやヨーロッパ諸国は、金融政策のカジ取りを緩和から引き締めへと切り替えています。いちばん早かったのはアメリカで一昨年末から政策金利を引き上げ始め、すでに4回の利上げを実行しました。ECB(ヨーロッパ中央銀行)やイングランド銀行も、間もなく金利を引き上げる方針です。これはアメリカやヨーロッパ諸国の景気が回復したからにほかなりません。

アメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備理事会)は、これまで4回の利上げで政策金利の水準をゼロから1%にまで戻しました。今後もゆっくりしたペースで、金利を引き上げて行く方針です。また市場から国債などを買い入れる量的緩和と呼ばれる政策も、近く縮小に転じると予想されています。

一方、ECBも10月の理事会で、金融緩和政策の停止を決める見通しです。政策金利を少しづつ引き上げ、市場からの国債買い入れ額も徐々に減らして行くことになるでしょう。アメリカに続いてヨーロッパも、金融の正常化にむけて一歩を踏み出すことになるわけです。

そうしたなかで、日本の状況はどうでしょうか。政府は景気の回復期間が“いざなぎ景気”を超えたと宣伝していますが、回復力が弱くデフレ状態をいまだに抜け出せません。日銀としても、金融緩和政策を終わらせることはとても出来ないと考えています。ですから来年以降は、日本だけが世界の潮流に乗り損ねた形になりそうです。

                      (続きは来週日曜日)


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