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経済なんでも研究会
新車販売にブレーキ / アメリカ
2017-07-20-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 景気後退の前触れか? = アメリカの新車販売が、はっきりと落ち込んできた。オートデータ社の集計によると、1-6月期の新車販売台数は845万2453台。前年比では2.1%の減少だった。上半期の販売台数が減少したのは8年ぶりのこと。大型車は4.6%増加したが、乗用車は11.4%減少した。日本勢のなかでも乗用車が多いトヨタは、前年比で3.6%減少している。

販売が落ち込んだ原因は、いろいろある。基本的には、買い替え需要が一巡したこと。アメリカでは新車販売が7年連続で増大。16年には1755万台の過去最大を記録している。販売の減少は、いわばその反動だ。次に目立ってきたのが、低所得層向けローンの焦げ付き。アメリカの自動車ローン市場は1兆ドルといわれるが、その約2割が低所得層向け。金利が上昇してきたことから、最近はそのうち9%が焦げ付いているという。

このほか各メーカーが、高くなりすぎた販売奨励金を絞り始めたこと。リース契約が終わった車が大量に中古市場に流れ、中古車の値崩れを起こしていること。さらには自動運転車や電気自動車の発売を待っての買い控え・・・。さまざまな理由が挙げられている。

問題はこの新車販売の落ち込みが、景気後退の引き金になるかどうか。自動車産業のすそ野は実に広い。このためアメリカでは、過去にも新車販売の不振が景気後退につながった例は少なくない。もし今回もそうなれば、FRBの利上げ計画は修正を迫られる。もちろん、日本経済にも悪影響が及ぶことは避けられない。夏から秋にかけての新車販売動向には、細心の注意が必要である。

      ≪19日の日経平均 = 上げ +20.95円≫

      ≪20日の日経平均は? 予想 = 上げ


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