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経済なんでも研究会
北朝鮮リスクの衝撃度 : ウォール街
2017-08-15-Tue  CATEGORY: 政治・経済
恐怖指数が倍近くに上昇 = 北朝鮮がグアム島を標的にICBM(大陸間弾道弾)を発射すると発表したため、先週10日のダウ平均は200ドル以上も急落した。特に“恐怖指数”と呼ばれるVIX(予想変動率)が急上昇して注目を集めている。7月末には8台だった指数が、10日には16台にまで2倍近くの水準に跳ね上がった。

VIXというのは、SP500のオプション取り引きを基に算出される指数。3か月後の株価がどのくらい変動するかを予測するもので、市場の将来に対する不透明感が拡大すると、指数は上昇する。恐怖指数と言っても戦争の脅威だけではなく、たとえばリーマン・ショックやイギリスがEU離脱を決めた国民投票などのときにも、指数は上昇した。

ウォール街では今回のVIX上昇に関連して、ある著名な証券ストラテジストが「こんどの事態と比較できるのはキューバ危機だけだ」と論評して、大きな話題となっている。キューバ危機というのは冷戦のさなかの1962年に、当時のソ連がキューバに核兵器を持ち込もうとして、米ソが一瞬即発の状態に追い込まれた事件。そのとき以来の緊張感だというわけだ。

北朝鮮リスクが長引けば長引くほど、VIXは上昇する可能性が大きい。当然ながら株式は売られやすくなり、経済全体にも悪影響が及ぶ。そこで最も警戒されるのが、アメリカ経済の景気後退入りである。すでに8年間も回復を持続してきたアメリカ経済には、自動車の販売不振など異常な面も散見され始めた。VIXのさらなる上昇が、アメリカの景気にどんな影響を及ぼすのか。ニューヨーク市場の関心は、そこに集中しそうだ。

      ≪14日の日経平均 = 下げ -192.64円≫

      ≪15日の日経平均は? 予想 = 上げ

              
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