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経済なんでも研究会
イエレン女史の手腕に 拍手! : 金融正常化へ
2017-09-26-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 市場は十分に納得した = アメリカの中央銀行であるFRBは20日の政策決定会議で、10月から保有資産の縮小を始めることを決定した。FRBはリーマン・ショック後の不況対策として、市場から国債などを買い入れる量的金融緩和政策を08年11月に導入。現在の保有資産額は4兆5000億ドルに達している。すでに政策金利の引き上げは15年12月から実施しており、これでFRBの金融政策は完全に“引き締め型”に転換した。

ただ経済全般に与える影響を和らげるため、資産の縮小は少しずつ始める。発表によると、最初の3か月間は国債を月60億ドル、住宅ローン証券を40億ドルのペースで減らす。最初の1年間では3000億ドルになる見通しだ。保有額全体に比べれば、きわめて小規模である。しかも満期となった国債などを再投資しない方法で保有資産を減少させるから、市場への影響も小さい。

この発表があった20日、ダウ平均は小幅ながら上昇している。量的緩和の縮小に直面して、市場が全く動揺しなかったことは珍しい。これは市場がFRBの決定を、完全に織り込んでいたからに他ならない。イエレン議長が時間をかけて、FRBの考え方を徐々に浸透させて行った成果だと言えるだろう。

イエレン議長は発表後の記者会見で「物価の上昇が鈍いことはナゾ。私にもよく判らない」と正直に語っている。中央銀行総裁の発言としては、異例な率直さだ。ひるがえって日銀をみると、「2年で達成する」と公約した物価2%上昇が、6年たった現在でも達成されずにいる。日銀もメンツを捨てて、もっと率直になったらどうだろう。

      ≪25日の日経平均 = 上げ +101.13円≫

      ≪26日の日経平均は? 予想 = 下げ


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