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経済なんでも研究会
ことしの財政は 綱渡り
2007-11-06-Tue  CATEGORY: 政治・経済
財務省の発表によると、9月末の一般会計税収は14兆0591億円となった。昨年同期に比べて7.2%の増加。結構だと言いたいところだが、そうもいかない。というのも、今年度は当初予算で前年度比9%の税収増加を見込んでいるからだ。まだ下半期の分が残っているけれども、どうやら今年度は予算ぎりぎりか。予算割れの可能性もないとは言えない状況だ。

上半期の成績を主な税目別にみると、法人税は前年同期比で4.2%の増加。所得税も15.8%の増加となっている。しかし消費税は4.7%の減少だった。昨年度は法人税が大健闘し、補正予算で税収見積りを4兆5900億円も積み増すことができた。だが今年度は、どうもそんな勢いがない。

その一方で、今年度は支出を増やすための補正予算が必要になってきた。高齢者医療の負担増凍結、新しい地域活性化対策、アフガニスタン支援、C型肝炎患者への支援、中国残留孤児への生活支援など。当初予算では見込んでいなかった案件が続出している。これらの総額がいくらになるかは、まだ算出されていない。だが災害復旧費の追加を含めると、1兆円を超すだろう。

財源としては、06年度決算の剰余金を半分は使える。その額は4143億円。あとは税外収入などを掻き集めるしかない。そこで何とかつじつまを合わせることができても、その分だけ来年度予算編成の“のりしろ”が削られる。来年度予算で新規の国債発行額を減らせなければ、福田内閣は財政再建路線からはずれたと批判されかねない。

    ≪5日の日経平均 = 下げ -248.56円≫

    ≪6日の日経平均は? 予想= 下げ

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