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経済なんでも研究会
転換点を過ぎた 世界経済(2)
2007-11-14-Wed  CATEGORY: 政治・経済
<忍び寄るインフレ> = 原油価格が近く1バレル=100ドルの大台に乗せることは必至だろう。金(きん)も1980年に付けた史上最高値の1トロイオンス=875ドルを抜くだろう。プラチナなどの希少金属、非鉄金属から小麦やとうもろこしに至るまで、国際商品相場は軒並み新高値の圏内で推移している。

その影響を受けて、各国の物価には上昇圧力がかかり始めた。アメリカでは9月の消費者物価が前年比2.8%の上昇、卸売物価は4.4%上昇、10月の輸入物価は9.6%の上昇となった。日本でもガソリン価格が1リットル=150円を突破、電気代や自動車タイヤ、食品から紙に至るまで、連日のように値上げのニュースが流れている。

不思議なことに、日本の消費者物価は下落を続けている。これは末端での競争が激しく、小売り段階での値上げが難しいことも一因。しかし主たる理由は、消費者物価指数の作成方法に重大な欠陥があるためだ。ただ企業物価は10月も前年比2.4%の上昇、44か月も上昇が続いている。消費者物価も近く上昇に転じることは間違いない。

国際商品の高騰は需給のひっ迫もあるが、投機の影響がきわめて大きい。その投機は最近、株と商品の間を行ったり来たりして利益をあげている。しかも金融当局が景気対策のために利下げをすると、安くなったコストで資金を調達して、また投機を増やす。したがって景気と直結している株式を除けば、経済活動が鈍っても国際商品相場は下がりにくい。インフレの火種は、消えにくくなっている。

    ≪13日の日経平均 = 下げ -70.46円≫

    ≪14日の日経平均は? 予想= 上げ

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