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経済なんでも研究会
転換点を過ぎた 世界経済(3)
2007-11-15-Thu  CATEGORY: 政治・経済
<ドル安・円高の流れ> = 円高傾向が鮮明になった。最近時点の対ドル円相場は、1ドル=110円がらみ。6月中旬の安値124円に比べると、5か月間で11%強の上昇となっている。ただ今回の円高は、全くドル安の裏返し。アメリカ経済が景気後退とインフレの影を濃くしていることから、これを見越したドル離れ、ドル売りが始まったわけだ。

したがって米ドルは円だけではなく、ほとんどの主要通貨に対して売られている。対ユーロは99年にユーロが誕生して以来の安値。英ポンドに対しても26年ぶりの安値。スイス・フランやオーストラリア・ドルに対しても売り込まれている。8月はアメリカに対する証券投資が、9年ぶりに流出超過となった。

日本円については、円キャリー投資の手仕舞いという特別な事情もある。アメリカは景気の下降を食い止めるため、さらに金利を下げるだろう。すると日米間の金利差が縮まり、金利の安い円を借りて高金利国へ投資するうまみが減退する。このため借りていた円を返済する動きが強まり、円相場を引き上げる。

過去の対ドル円相場は、1995年4月19日の79円75銭が史上最高値。最近では04年12月の101円83銭が上限だった。さて、今回はどこまで上昇するのだろうか。最大の要因はアメリカ経済の動向だ。景気の落ち込みとインフレ傾向が強まれば強まるほど、円高は進むだろう。為替相場の予想は当たらない確率が大きいが、1ドル=100円に近づくことも覚悟しておいた方がいい。

    ≪14日の日経平均 = 上げ +372.93円≫

    ≪15日の日経平均は? 予想= 上げ

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