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経済なんでも研究会
金利は まだ上昇するのか (下)
2018-02-07-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 新興国への波及が心配 = 金利が上昇すると、株価は相対的に割高感が増して値下がりしやすくなる。そのとき企業の業績が向上すれば、割高感の増大は抑えられるだろう。この点、いまアメリカの企業業績は上向き。株価には下支えの効果を発揮する。ただ金利が上昇すると、経営者の将来見通しが慎重になり、これが市場の空気を重くすることも確かだ。

金利の上昇は、企業や個人の借り入れ負担を重くする。これも景気や株価にとってはマイナス材料だが、カネ余りの世の中だから悪影響はすぐに出ない。逆にカネ余りのせいで、もっと大きな悪影響を生じる危険性がある。その1つは、高金利の金融商品にカネが集中すること。それがバブルとなって崩壊すれば、リーマン・ショックの二の舞になりかねない。

もう1つは、アメリカを含む各国の投資家が、資金を新興国からアメリカに移動させることだ。これまでは低金利のアメリカを嫌い、比較的に金利の高い新興国の企業や債券に投資していたが、アメリカの金利が上がったので戻ってくる現象。資金を引き揚げられた新興国は景気が失速、通貨が下落してしまう。

金融バブルの崩壊や新興国の通貨不安が生じれば、世界同時好況は確実に終了する。今回の動揺がそこまで波紋を広げるかどうかは、まだ判らない。各国の景気が上向いており、企業の業績も過去最高のレベルを維持している。この点は大きなプラス材料だが、世界経済全体が過敏症になっていることは否定できない。

      ≪6日の日経平均 = 下げ -1071.84円≫

      ≪7日の日経平均は? 予想 = 上げ


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