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経済なんでも研究会
盗まれたのに返済できる 怪 : 仮想通貨
2018-02-10-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 解らないことが多すぎる = 大手の仮想通貨取引所コインチェックから580億円相当の仮想通貨NEMが盗まれてから、2週間が経過した。盗まれたNEMは多数のコンピュータに分散され、追跡するのが難しいという。ハッキングによって盗み出されたこの事件は、やはり刑法上の窃盗事件に当たるのだろうか。窃盗事件とすれば、おそらく過去最大の被害金額。それにしても解らないことが多すぎる。

コインチェックの経営者は、26万人の保有者に対して「自己資金から時価に換算した460億円分を補償する」と約束した。でも、この会社の資本金は1億円足らず。短期間で、そんなに巨額の儲けを出していたのだろうか。しかも「保安上の問題があるため、いつ支払うかは言えない」とも。その意味は全く解釈不能だ。時間がたてば仮想通貨の値段が下がって、補償額が少なくて済むと考えているのだろうか。

盗まれた580億円相当のNEMは追跡不能だが、使用されればすぐに判るという。そして世界中の取引所が取り引きに応じなければ、使用できなくなるらしい。仮に盗んだNEMが使用できないとすれば、それはもう通貨としての意味を持たなくなるだろう。つまり犯人は価値のないコンピュータの数字を盗んだことになるが、それでも罪は問えるのだろうか。

仮想通貨は20世紀末に誕生した。最初は銀行などを通さず、簡単に決済ができる機能が喧伝されている。しかし最近は投機的な金融商品に変質、値動きがきわめて激しくなった。要するに通貨なのか商品なのかも判然としない。おまけに目に見えないのだから、始末が悪い。捜査に当たる警察も、苦労することだろう。

      ≪9日の日経平均 = 下げ -508.24円≫

      【今週の日経平均予想 = 5勝0敗】   


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