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経済なんでも研究会
一変した 金利・為替と株価の関係 
2018-02-20-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ インフレ予想が強まったため? = 株価形成に関する市場の考え方が、急激に変化した。たとえば先週14日に発表されたアメリカの1月の消費者物価は、前月比で0.5%の上昇。事前の予想を大きく上回った。物価が上がれば、FRBによる金融引き締めが速まるだろう。すると金利が上がるから、ドル相場は上昇。株式は引き締めを嫌って売られる。これが、これまでの市場の“常識”だった。ところが・・・。

実際はどうなったか。ニューヨーク市場では国債が売られ、10年もの国債の利回りは一時2.92%と4年1か月ぶりの水準に跳ね上がった。しかしドルは予想に反して下落。ダウ平均株価はこの日、250ドル以上も値上がりしている。ドル相場が下がったために、円の対ドル相場は上昇。15日の東京市場では106円台、16日には105円台にまで高騰した。ところがこれまた予想に反して、日経平均はこの両日で560円も値上がりしている。

何が市場の“常識”を変えたのだろう。どうやらその原因は、インフレ予想が強まったことに求められそうだ。トランプ大統領の10年間で1兆5000億ドルという大型減税が議会を通過。さらに10年間で1兆5000億ドルのインフラ投資が、実現に向かって動き出した。これに対して、FRBが急激な引き締めに踏み切る様子はない。となるとインフレの可能性が増大する。

インフレになれば通貨の価値は落ちるから、ドルは売り。株や金は買っておいた方がいい。こういう論理が市場で強まったように思われる。こうした思考の変化が長続きするかどうかは、まだ判らない。仮に長続きするようだと、円高圧力も持続してしまう。アメリカ国内のインフレ心理が膨らんで行くのかに、注目する必要がある。
      
      ≪19日の日経平均 = 上げ +428.96円≫

      ≪20日の日経平均は? 予想 = 下げ

       
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