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経済なんでも研究会
「目には目を」の闘い : 米中貿易戦争 (上)
2018-04-10-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 第3ラウンドまできた報復合戦 = 米中貿易戦争は3月22日、トランプ大統領が中国から輸入する情報機器など1300品目に25%の関税をかけると発表して、火ぶたが切られた。さらにあくる23日には、中国を主たる狙いとした鉄鋼とアルミに対する輸入関税も発効。これに対して中国は4月2日、果物や豚肉などアメリカからの輸入品128品目に最大25%の報復関税をかけると発表した。これが第1ラウンドである。

さらに4月3日になると、こんどはUSTR(米通商代表部)が中国の知的財産権侵害に対する制裁関税の内容を発表した。情報通信機材など1300品目に25%の関税を上乗せするという内容。これに対し中国は4日、アメリカ産の大豆や小麦、航空機など106品目に25%の報復関税を上乗せする案を発表した。これが第2ラウンドである。

それでもまだ終わらない。トランプ大統領は5日、中国製品に1000億ドル分の関税を追加する案を検討中と発表した。これが第3ラウンド。これに対して中国はすぐ反発の姿勢はみせたが、具体的な反応はまだない。このように米中間の貿易戦争は、わずか半月の間に第3ラウンドまで進んでしまった。しかし第1ラウンドと第2・第3ラウンドの間には、大きな相違点がある。

というのも第1ラウンドの措置は、両国ともに即実施している。ところが第2・第3ラウンドは、案の内容を発表しただけで実施はしていない。特に第3ラウンドについて、アメリカは「実施の案を検討中」と言うにとどめている。つまり第1ラウンドでは“殴り合い”の喧嘩になったが、その後は“口先の脅し”だけ。こんな相違点があるから、米中両国は水面下で交渉を進めているのではないかという推測も強くなっている。

                              (続きは明日)

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