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経済なんでも研究会
低金利時代からの決別 : アメリカ (上)
2018-05-03-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 長期金利が3%に到達 = ニューヨーク債券市場では先週24日、新発国債10年ものの利回りが3%に上昇した。長期金利が3%台に載せたのは、14年1月以来4年3か月ぶりのことである。このためダウ平均株価は、この日425ドルの大幅安となった。一方、日経平均は円安が進んだことから190円の上昇となっている。このアメリカの金利上昇は、株価や景気にどんな影響を与えるのだろうか。

アメリカの長期金利が3%を超えることは、早くから予想されていた。それでも実際に3%という数字が出現すると、市場には一陣の風が吹き抜けたようだ。数学的には2.9%でも3.0%でもそんなに変わらないが、心理的には大きな差がある。3%の金利は、もう低金利とは言えないからだ。ヨーロッパや日本の金利はゼロに近いから、相対的には高金利の部類とさえ言えるかもしれない。

金利上昇の基本的な原因は、アメリカ経済が長期にわたって拡大を続けていること。その土台を踏まえて、FRBが政策金利を引き上げてきたこと。さらにトランプ政権が大規模な減税とインフラ投資を実行するため、国債の発行額が今後も増加すると予想されること。これらの要因が重なって、長期国債の価格が下落。利回りが上昇した。

金利が高くなると、企業や個人の負担が増大する。企業の利益は圧迫され、住宅や自動車のローン金利は上昇する。このため市場では、景気はピークの状態に突入したという見方も強まってきた。一方、日米の金利差は拡大し、円相場は下落の方向に引っ張られる。加えて日本企業による外債投資も増えるので、円安が進みやすくなる。

                              (続きは明日)

       ≪2日の日経平均 = 下げ -35.25円≫

       【今週の日経平均予想 = 2勝0敗】   


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