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経済なんでも研究会
M&Aは いま花盛り
2018-05-18-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 企業のグローバル化が進む = 国内最大手の武田薬品工業が先週、アイルランドの製薬会社シャイアーに対するM&A(合併・買収)を発表して話題となった。シャイア―社の全株式を460億ポンド(約6兆8000億円)で買い取り、子会社化する構想。両社の取締役会は了承しており、株主総会の賛同が得られれば成立する。日本企業による海外企業の買収案件としては、過去最大の規模となる。

企業はふつう年々売り上げを伸ばし、利益を貯めて規模を拡大して行く。ところがM&Aで優良な企業を傘下に収めれば、一挙に規模を拡大させることが出来る。もちろん、すべてのM&Aが結果的に成功するとは限らない。したがって経営的には、常にある程度のリスクが伴う案件だと言える。にもかかわらず、最近は世界中でM&Aが大流行だ。

イギリスの調査会社ディールロジックによると、ことし1-3月には世界中で総額1兆1167億ドルのM&A案件が報告された。この金額は、前年比で47%も多い。これは金利が上昇する前に買収資金を借りてしまおうという思惑が働いたため、と同社では解説している。武田の場合も銀行から3兆3000億円を借り入れる予定だから、そうかもしれない。

日本企業による海外企業のM&Aは、これまでにもソフトバンク、日本たばこ産業、サントリー、松下電器などの例がある。今後も海外企業に対するM&Aが進めば、それらの企業で海外部門の比率が高まることは当然だ。その結果、国内での稼ぎより海外での儲けの方が大きくなる。このため利益を海外で使い、国内の設備投資や人件費を増やさない傾向は強まって行くだろう。

       ≪17日の日経平均 = 上げ +121.14円≫

       ≪18日の日経平均は? 予想 = 上げ


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