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経済なんでも研究会
株安の原因は 景気と国会(上)
2007-11-29-Thu  CATEGORY: 政治・経済
株式市場に元気がない。このところ、日経平均は1万5000円を超えると、すぐ押し戻される展開の連続。市場からは「買い手不在」だとか「株離れ」の声が聞こえてくる。サブプライム問題や円高の進行が株安の直接的な原因として挙げられているが、もっと原因を突き詰めてみると、根底にあるのは景気不安と国会不信ではないだろうか。

まず景気不安。民間の調査機関15社が11月に発表した07年度の経済予測を平均すると、実質成長率は1.5%になる。これは06年度の実績2.0%、政府見通しの2.1%、日銀の予測1.8%より低い。建築基準法の改正による住宅投資の低迷やアメリカの景気下降の影響で、下半期の景気は超低空飛行になるという見方が優勢なわけだ。

最近の景気は、輸出を軸とした大企業の好業績に支えられている。日本経済新聞の調査によると、上場企業の08年3月期の経常利益は5.7%の増加となる見通し。6年連続の増益は確実だという。ところが07年度の増益率を上期と下期に分けてみると、上期が10.9%の伸びに対して、下期はわずか0.9%の増益しか予想されていない。

頼みの綱の企業業績も、これからは極端に落ち込みそうだ。あとは内需の拡大でしのぐしかないが、所得が伸びないために個人消費に大きな期待はかけられない。しかも景気が落ち込んだとき、財政面でも金融面でも強力な対策は打ち出せそうにない。株式市場は、そこに不安と恐さを感じ取っているのではないか。

    ≪28日の日経平均 = 下げ -69.07円≫

    ≪29日の日経平均は? 予想 = 上げ

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