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経済なんでも研究会
がんじがらめの 円・ドル相場 (下)
2018-06-27-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 円安の予想が強いけれど = アメリカの金利が上昇して日米間の金利差が拡大すれば、為替はドル高・円安の方向に動く。理屈のうえでは、その通りだ。いまはFRBが「年内あと2回の利上げ」を行うという予想が圧倒的に強い。だがらドル高・円安の要因とみられている。しかし何らかの理由でこの予想が「年内あと1回」に変わると、この要因はたちまちドル安・円高の要因にひっくり返る。北朝鮮を巡る情勢も、何か不安が持ち上がれば同様だ。

このように円相場を縛り付けている蜘蛛の糸は、意外に切れやすい。ただ現時点でみる限り、アメリカの金利も北朝鮮情勢も変化を生じる兆しはない。したがって円ドル相場が動くとすれば、円安の方向だという予想が強くなっている。一方、円高要因として考えられている貿易戦争は始まったばかり。すぐに終息する気配はない。したがって円安に大きく振れるという見方は少ない。

現在の1ドル=110円前後という相場は、日本経済にとって“適温”と言えるだろう。輸出企業は100-105円程度を想定しているから、採算的にはかなり有利だ。原油などの輸入価格も、何とか我慢できる範囲内に収まっている。しかし120円程度の円安状態が続くと、電気代やガソリン代が急騰し消費が圧迫されてしまう。

だから、いま膠着状態にある円ドル相場は、日本経済にとっては非常に好ましい。だが為替の世界では、そんな適温の状態が長続きすることはありえない。間もなく蜘蛛の糸の一本が切れ、全体がバランスを崩すことになるだろう。ただ、どの糸が切れるかは誰も予測できない。梅雨明けの相場は円高になるのだろうか。それとも円安に傾くのだろうか。

       ≪26日の日経平均 = 上げ +3.85円≫

       ≪27日の日経平均は? 予想 = 下げ


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