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経済なんでも研究会
サタデー自習室 ―― 原油のABC (2)
2007-12-08-Sat  CATEGORY: 政治・経済
2)第1次石油ショック = 日本人が原油に深い関心を持つようになったのは、いわゆる石油ショックからである。第1次石油ショックは、1973年(昭和48年)10月に勃発した第4次中東戦争を契機に発生した。アラブの産油国がイスラエル寄りの先進国に報復するため、原油の減産と大幅な値上げを断行。初めて石油を“武器”として使ったのだった。

原油の価格は60年代まで、1バレル=2ドルを超えることがなかった。73年になっても3ドルほどだったが、数か月のうちに12ドルへと4倍に。しかも原油の埋蔵量は有限だから、この調子で採掘を続けると15-25年で枯渇するという専門家の話が大々的に伝えられた。

日本も大パニックに陥った。物価は急騰。トイレット・ペーパーがあっという間に店頭から姿を消したことは、いまでも語り草になっている。物価はまだ上がるという思惑から、買占めに加えて売り惜しみも横行。74年の消費者物価は25%、卸売物価にいたっては36%も上昇した。

それまでの日本経済は、66年から続いた高度成長を満喫。そこへ思ってもみなかった石油ショック。その落差が大きかっただけに、経済と社会は終戦直後以来の大混乱に陥った。そのときの状況は、福田元首相の「昭和元禄」と「狂乱物価」という造語によく表わされている。

    ≪7日の日経平均 = 上げ +82.29円≫

    【今週の日経平均予想 = 2勝3敗】

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