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経済なんでも研究会
耐久力競争の 新興国経済
2018-08-24-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ トルコ ⇒スペイン が要警戒 = 新興国の多くが、自国通貨の防衛に必死となっている。アメリカの金利上昇に加えて、広がりをみせ始めた貿易戦争。資金の流出を防ぐために、各国は競って政策金利を引き上げている。なかにはアルゼンチンのように、政策金利が45%になったところも。通貨が下落し金利が上がれば、インフレが進行し景気は悪化する。そうしたなかで多くの新興国が耐え抜いているのは、この10年間に経済が発展し、それだけ抵抗力を増したためだろう。

通貨の下落率を年初比でみると、トルコ・リラが50%で最も大きい。すでに債務不履行を回避するためIMF(国際通貨基金)から融資を受けることになったアルゼンチンは、36%の下落。ブラジル・レアルが15%、インドネシア・ルピアが7%などとなっている。自国通貨が下落すると、輸入品の価格が上昇するだけでなく、対外債務の実質的な負担が増大してしまう。

このため新興国は必死で防衛しているわけだが、実は先進国にとってもこの点が最大の関心事になる。というのも新興国が債務を返済できなくなると、損失を被るのは先進国の金融機関だからだ。そこから世界的な金融不安が惹き起こされることは、これまでに何度も経験している。

この観点からみると、対外債務が外貨準備の何倍あるかが、重要な指標になるだろう。現状ではアルゼンチンが4.4倍。次いで南アフリカが4.3倍、トルコが3.6倍となっている。特にトルコの場合は、アメリカとの間で貿易戦争が始まった。エルドアン大統領が金利の引き上げを認めないという状態。この国に800億ドルを貸し付けているスペインの金融機関に、どんな影響が及ぶのか。現時点での最大の注目点になってくる。

       ≪23日の日経平均 = 上げ +48.27円≫

       ≪24日の日経平均は? 予想 = 上げ


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