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経済なんでも研究会
サマータイム 狂騒曲
2018-09-08-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 目的意識が混乱している = 安倍首相は政府・自民党に対して「サマータイム導入の是非」について検討するよう指示した。サマータイムは夏の一定期間、時刻を1-2時間早める制度。朝は涼しいうちから世の中が動き出し、夕方は明るいうちに家族の団欒など自由な時間が増える。ヨーロッパや北アメリカでは、導入している国が多い。だが今回のサマータイム論議は、最初から「何のために実施するのか」で混乱が生じているようだ。

きっかけは2020年東京オリンピックに予想される猛暑対策。オリンピック大会組織委員会が、政府に提案したことから始まった。たしかに最近のような酷暑になれば、マラソンを走る選手はもちろん、応援する人たちも熱中症にならないかと心配になる。しかしオリンピックとサマータイムは無関係ではないのか。必要と思われる競技の開始時間を、繰り上げれば済むことだからだ。

この議論に便乗する形で、飲食業などからは推進論が出されている。夕方の売り上げ増加が見込めるからだろう。また省エネに貢献するという意見もる。一部のエコノミストは「経済成長率が1%近く上昇する」と、賛成論を展開している。なかには「通勤電車が空く」という主張もあるが、これは間違いだろう。みんなが早く家を出れば、込み具合に変わりはないはず。とにかく「何のために実施するのか」をきちんと集約してほしいものだ。

反対論も少なくない。長年にわたって実施してきたEUでは、いま健康被害が問題になり、廃止する方向で議論が進められている。また最大のネックは、あらゆるコンピューター・システムの改修。膨大な人手とコストがかかる。交通システムの改修に不備があれば、人命にもかかわりかねない。一つの方法は、すべてを企業に任せること。企業は可能な部署を早番と遅番に分ける。政府はこれを奨励する政策をとればいい。

       ≪7日の日経平均 = 下げ -180.88円≫

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