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経済なんでも研究会
世界同時不況の 足音 (下)
2018-11-01-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 新興国は大半があっぷあっぷ = 多くの新興国が、いま経済的な試練に苦しんでいる。アメリカの高金利につられて、国内から資金が流出。通貨が大きく値下がりして、物価が上昇。防衛のために金利を引き上げると、景気が悪くなってしまう。おまけに原油高まで加わった。アルゼンチン、ブラジル、トルコ、インドネシア、インド、南アフリカなど、いずれも悪戦苦闘の状態を続けている。

IMF(国際通貨基金)の推計によると、新興国からの資金流出は年間1000億ドルにのぼる。この規模は、10年前の通貨危機時に匹敵するという。だが新興諸国の経済力はこの10年間でかなり強固になったから、アルゼンチンを除けばなんとか持ちこたえているのが現状だ。タイやシンガポールなど、ほとんど影響を受けていない国もある。

一方、ヨーロッパ諸国も難題を抱え込んだ。来年3月に迫ったイギリスのEU離脱。だが離脱協定は、まだ全く整わない。イタリアの来年度予算案は、EUが放漫財政だという理由で承認しなかった。しかしイタリア政府は、予算案の修正を拒否している。さらにドイツでは、選挙で敗北を喫したメルケル首相が今期限りでの退陣を表明。政局は一気にきな臭くなった。ユーロ圏全体の景気も最近は下降気味。7-9月期のGDP成長率は0.6%に縮小した。

アメリカ、中国、ヨーロッパ、それに新興国の経済に、注意信号が灯った。そうしたなかで、日本だけが盤石ということはありえない。4-6月期の成長率は3.0%だったが、年度下半期の経済は鈍化する可能性が大きい。しかも日本の場合は、財政・金融面からの景気対策を打ち出す余地が限られている。来年10月の消費税引き上げも、困難になる可能性が否定はできなくなってきた。

       ≪31日の日経平均 = 上げ +463.17円≫

       ≪1日の日経平均は? 予想 = 下げ

               
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