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経済なんでも研究会
経団連が 賃上げ支持に!
2007-12-12-Wed  CATEGORY: 政治・経済
経済団体連合会といえば、財界の総本山。大企業経営者の守護神でもある。その経団連が、来春は賃上げの支持に回るという。これまで「人件費はなるべく低く抑えて利益をあげろ」と経営者に檄を飛ばしてきた経団連が、どうして賃上げの擁護に変身するのだろうか。

まず大企業の業績が好調なこと。来年3月期の上場企業の決算は、6期連続の増益になることが確実だ。しかも人手不足。初任給を引き上げないと、人材の確保がむずかしくなってきた。初任給を上げれば、社員全体の給与体系も上げざるをえない。さらに賃上げの原資としては、団塊世代の大量退職による人件費の縮小分がある。

そうした状況は組合側も十二分に承知しているから、来春の賃上げには力を入れる。たとえば鉄鋼や造船・重機の組合でつくる基幹労連は、すでに2年分で1人当たり3000円の賃上げ要求を決めた。電機連合や自動車総連も強気の姿勢で臨む方針だ。

経団連が賃上げ支持に転換するウラには、もう1つ景気動向という理由がある。アメリカの景気は明らかな下降局面入り。日本の輸出には黄信号が灯り始め、あとは個人消費が頼みの綱である。そこで消費拡大のためには、できるだけの賃上げが必要という理屈だ。しかし7-9月の経常利益は5年ぶりの減少を記録。個々の経営者にとっては、頭の痛いところ。経団連の方針転換は1年遅かったという感じが強い。

    ≪11日の日経平均 = 上げ +120.33円≫

    ≪12日の日経平均は? 予想 = 下げ

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