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経済なんでも研究会
赤信号が点滅する 株式市場 (上)
2018-11-27-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 調整 or 下降局面の入り口 = 振り返ってみると、株価のピークは10月2-3日だった。そこから先週末までに、ダウ平均は2542ドル、日経平均は2624円下げている。米中貿易戦争、中国経済の成長鈍化、アメリカの金利上昇、スマホ需要の頭打ち・・・売りの口実はいろいろあるが、長期にわたって急速に上昇したことへの反動という面も強い。そこで10月以降の下げを健全な調整とみるべきか、それとも本格的な下降局面の入り口とみるべきか。判断は2分されている。

たとえば日本株の見通しについて、大手金融機関などの調査部門が予測を公表している。来年3月末の日経平均をみると、楽観的なのは2万5000円。やや慎重なのは2万1000円で、現状と大きくは変わらない。また2万円を割り込むという悲観的な見方も出ている。このように見方が分かれるのは、最近の値下がりを調整とみるか下降局面とみるかの差だ。

その根底には、株価を動かす大きな材料の1つ1つに対しての、将来展望の差があると考えていい。たとえばアメリカ経済の展望。いまスマホ需要が伸び悩むことから、IT関連の株価が急落した。加えて住宅販売にも陰りが出てきた。新築住宅の販売戸数は4か月、中古住宅は6か月連続で前年を割っている。こうした現象を重視すれば、長期にわたったアメリカの景気拡大は間もなく終わると考えても不思議ではない。

しかし雇用者数は順調に伸び続け、年末商戦も手応え十分だという。さらに株価が下がり、住宅産業が不振に陥れば、FRBは金融引き締めのテンポを緩めざるをえないだろう。そうなれば、企業の業績も高水準を維持できる。このように明るい面ばかりみれば、アメリカ経済の拡大はまだ続く。したがって株価も調整を終えて再び上昇する、という楽観的な考え方にたどり着くわけだ。

                              (続きは明日)

       ≪26日の日経平均 = 上げ +165.45円≫

       ≪27日の日経平均は? 予想 = 上げ


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