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経済なんでも研究会
議会制民主主義の 自滅? / アメリカ
2019-01-19-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 政府機関の閉鎖が記録更新中 = アメリカでは一部の政府機関が閉鎖されてから12日で22日目、ついに過去最長の記録となった。それでもトランプ大統領と民主党との話し合いはつかず、なお記録を更新中だ。市民の日常生活にも支障が出始めたが、解決の見通しは全く立っていない。連邦予算の約25%が執行できず、政府職員80万人への給与が支払われない。このため多くの職員が病気を理由に欠席し、バイトで生活費を稼いでいる。

影響も広がり始めた。たとえば国立公園の閉鎖、空港では管制官や検査官の不足で航空機に発着制限。政府保証の住宅ローン設定や企業の新規株式上場が遅延。貿易統計や住宅販売統計が発表されない・・・などなど。クリントン大統領やオバマ大統領のときにも政府機関の一部閉鎖は起こったが、こんなに長いのは初めてのことだ。

コトの起こりは、トランプ政権が19年予算にメキシコ国境に壁を建設する予算として57億ドル(約6200億円)を組み込んだこと。民主党が反対して、予算の一部を執行停止にした。トランプ大統領も民主党も、きわめて強硬。というのも世論調査では「トランプ政権の方が悪い」が「民主党が悪い」をやや上回っている。一方、共和党の支持者に限ると、7割以上がトランプ大統領を支持しているからだ。

メキシコ国境の壁問題は、こうして世論を分断した形で政府機関の一部閉鎖に結びついた。アメリカ国内では「何とかしろ」という不満と、「仕方がない」というあきらめが伯仲しているようだ。と同時に「こんな状態が続くと国民のストレスが溜ってポピュリズムが高まり、右翼思想や左翼思想が伸長しかねない。議会制民主主義の自滅につながる」と警鐘を鳴らす人さえ出始めている。

       ≪18日の日経平均 = 上げ +263.80円≫

       【今週の日経平均予想 = 2勝2敗】   
                 

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