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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 原油のABC (6)
2008-01-05-Sat  CATEGORY: 政治・経済
6)3つの市場、3つの価格 = 新春早々の2日、とうとう原油価格が100ドルの大台に到達した。04年9月に50ドルを突破してから、3年4か月で2倍に。昨年1年間では、約60%の上昇となった。こうした原油価格の推移は、すべてニューヨーク商品市場で取り引きされているWTI (ウエスト・テキサス・インターミディエ-ト)と呼ばれる油種の先物価格で表示されている。

原油はその産地によって、成分がそれぞれ異なっている。主成分は炭化水素だが、硫黄や酸素、窒素などの化合物がどの程度まじっているかで、油質が変わる。硫黄などの化合物が少ないほど揮発性が高く、精製に手間がかからないので、価格も高い。この軽質油の代表的な油種がWTI 。ニューヨーク市場に上場されたことから、世界の原油価格をリードする指標になっている。

ほかにヨーロッパでは、ロンドン市場に上場されている北海ブレンドと呼ばれる油種が。またアジアでは東京市場のドバイ原油が、取り引きの際の指標価格になっている。つまり実際に売買されている油種は数十種類もあるが、それらの価格は3つの市場で取り引きされる3つの油種の価格変動に追随すると考えていい。3つのなかでもニューヨークのWTI 価格が最も重視され、その動きはロンドンや東京にも大きな影響を与える。

日本国内のガソリンや灯油の値段に直接影響するのは、ドバイ原油の価格だ。このドバイ原油、04年5月には35ドルだったが、昨年は56%も上昇。年末には1バレル=90ドルに接近した。さらに年明け2日にWTI が100ドルに乗せたため、4日には92ドル64セントの新高値を付けている。

                               (続きは来週サタデー)

    ≪4日の日経平均 = 下げ -616.37円≫

    【今週の日経平均予想 =1勝0敗】

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