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経済なんでも研究会
閣僚たちは、不勉強だ! その1
2007-12-25-Tue  CATEGORY: 政治・経済
ごく最近、政府の公式な発表文書を読んで、唖然としたことが2度あった。その1つは、内閣府が発表した12月の月例経済報告。たとえば、日本経済の今後の見通しについては「回復が続くと期待される」と記述している。このこと自体には、なにも問題はない。だが新聞各紙の解説を読んで、びっくりした。

先月の月例報告では、今後の見通しを「回復が続くと見込まれる」と書いていた。それが「期待される」に変わったのは、回復の見通しがやや弱まったことを示しているのだという。これは完全に国語の問題だが「見込まれる」と「期待される」では、意味がどう違うのだろう。たとえば、北京オリンピックで入賞が「見込まれる」と「期待される」では、実現性の度合いが違うのだろうか。

この月例報告の最重要部分は、景気に対する政府の基調判断である。12月の基調判断は「一部に弱さがみられるものの、回復している」というものだった。ところが9月の基調判断は「このところ一部に弱さがみられるものの、回復している」だった。解説によると「このところ」を削除したことで、景気全体の弱さがはっきりしたことを表現しているのだという。こんなバカげた日本語の使い方があるのだろうか。

月例経済報告というのは、政府がその時点での経済状態をどう認識しているかを表明する唯一の公式文書である。毎月、閣議にかけて決定される。その文書が、日本語をいい加減に使っていいものか。総理大臣以下、もっと責任を持って月例報告の内容を吟味していただきたい。閣僚はみな勉強不足だと言われても、反論できないのではないか。

                                  (その2 は あした)

    ≪25日の日経平均は? 予想 = 上げ

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