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経済なんでも研究会
習マジック? : 成長率が底入れ
2019-04-18-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 1-3月期は前期と同じ6.4%に = 中国統計局が17日発表した1-3月期のGDP速報によると、前年同期に比べた実質成長率は6.4%だった。この成長率は、昨年10-12月期と同じ。したがって昨年1-3月期の6.8%成長から減速していた中国の成長率は、ちょうど1年で下げ止まったことになる。米中貿易戦争の影響で輸出は大きく減退したが、習政権の景気対策が功を奏して生産や消費が回復した。

同時に発表された経済指標をみると、1-3月期の輸出は1.4%の増加。18年の9.9%増加から大幅に減少している。その半面、鉱工業生産は6.5%の増加。18年の6.2%増加を上回った。また固定資産投資も6.3%増加し、18年の5.9%増加より改善。小売り売上高は8.3%と18年の9%には及ばなかったが、3月だけをみると8.7増加に回復している。これらはいずれも、政府による巨額のインフラ投資に刺激された結果だという。

アメリカやEUの景気見通しに陰りが見えてきたいま、中国経済が一足先に回復すれば、世界同時不況は免れる。その意味では喜ばしいことだが、この先も成長率が順調に上昇して行くという見方は少ない。米中貿易戦争が終わらない限り、輸出の減退が続き、政府のインフラ投資も息切れになると考えられるからだ。

さらに数字そのものに対する疑問が、またまた出始めている。たとえばシカゴ大学と香港中央大学の共同研究では「08-16年では成長率に年平均1.7ポイントが上乗せされた」という結論を出した。地方政府が過大に報告した数字を「統計局が適正にチェックしていないため」だと分析している。そう言えば、集計が異常に速い。1-3月期のGDP速報はアメリカが4月26日、日本は5月20日の予定なのだ。

       ≪17日の日経平均 = 上げ +56.31円≫

       ≪18日の日経平均は? 予想 = 下げ


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