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経済なんでも研究会
金融緩和に 転換 / アメリカ (上)
2019-06-25-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 市場に押し切られたFRB = アメリカの中央銀行であるFRBは先週19日「世界経済への逆風は強まっている。先行きの不確実性も増しており、FRBは成長持続へ適切な措置をとる」という内容の声明を発表した。これはFRBが、政策金利の引き下げに前向きになったと解釈される。喜んだのは投資家で、先週のダウ平均は史上最高値にあと100ドルの水準にまで上昇。国債が買われて、長期金利は下落した。

FRBは1か月前に発表した声明で「金融政策のカジ取りは、様子見が適当だろう」と述べていた。それが1か月後に大きく変化したのは、市場に押し切られたからである。5月の声明内容に不満を抱いた市場は、株価の続落という形でFRBに早期の利下げを催促した。5月のダウ平均は1800ドル近くの下落だった。

FRBとしても、株価の続落は防ぎたい。そこで今回は「適切な措置をとる」と言わざるをえなかった。すると市場はこれで7月の利下げは確実と解釈し、金融相場が展開する。6月に入ってからのダウ平均は2000ドル近くも上げている。こうなると両者の駆け引きは、市場の判定勝ち。現在2.5%の政策金利は動いていないのに、市中金利は続々と下げ始める。実態的には、すでに金融緩和政策がスタートしたような状況だ。

波乱要因は、今週末のG20大阪会議だ。ここで米中首脳会談が実現し、仮に貿易戦争に終結の見通しが生じると、FRBは利下げする大きな根拠を失うことになる。ただ現在の推測では、そんな楽観説は全くない。だとすれば、7月の利下げはますます確実性を増すことになる。ただし、このケースでも市場とFRBの葛藤に幕が引かれるわけではない。

                               (続きは明日)

       ≪24日の日経平均 = 上げ +27.35円≫

       ≪25日の日経平均は? 予想 = 下げ


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