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経済なんでも研究会
早くも オリンピックの反動が : 建築業 (下)
2019-08-02-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 株・鉄鋼・生コン・合板は値下がり = 「株価は先を読んで動く」とよく言われるが、建築業の株価は早くから下げ始めた。たとえば鹿島建設、大林組、大成建設といったゼネコンの株価は、17年11月がピーク。そこから現在までに、みな4割前後の値下がりとなっている。すべてがオリンピック需要の剥落を予想したためとは言い切れないが、その影響が大きいことは確かだろう。

建築用資材などの値下がりは、最近になって始まった。たとえば建築用鋼材の価格はずっと値上がりしていたが、この春からは値下がりに転じている。H型鋼や鉄筋コンクリート用の棒鋼の値下がりが特にきつい。また生コンの出荷量は6月、東京地区で3年ぶりの減少。輸入合板の価格も、2年10か月ぶりに下落した。

このうち鉄鋼については、中国が景気を刺激するため増産政策をとり、供給が過剰になって値下がりしたという側面もある。また住宅着工が5月は8.9%も減少。この影響で建築資材に対する需要が減退した。だから、すべてがオリンピック関連とは言えないが、住宅着工の減少にはオリンピックに向けたマンションの建設なども含まれている。

建築業界にとって、次の大型プロジェクトは25年の大阪万博。だが、それまでには時間がありすぎる。そこで大手ゼネコンは、都市再開発に力をいれようとしているが、どうしても需要に中だるみを生じることは避けられそうにない。その時期が消費増税による個人消費の減退と、ぴったり重なりそうだ。政府・日銀は「必要なら」とか「躊躇なく」とか言うだけでなく、具体的に対策を用意するべきではないのか。

       ≪1日の日経平均 = 上げ +19.46円≫

       ≪2日の日経平均は? 予想 = 下げ


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