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経済なんでも研究会
今週のポイント
2008-01-07-Mon  CATEGORY: 政治・経済
世界経済は、年明けから冬の大嵐に見舞われた。1月2日、ニューヨーク市場では原油価格が100ドルを記録し、ダウ平均株価は221ドルの大幅安となった。3日には、ロンドン市場で金が865ドルの新高値。ロイター商品指数も、史上最高値を更新した。4日には、ダウ平均が再び257ドルの急落。ドルは各国通貨に対して下落、円の対ドル相場も107円台まで上昇した。日経平均も616円の暴落を演じている。

4日付けのこのブログで「スタグフレーション度を監視せよ」と書いたが、その途端にアメリカのスタグフレーション度は、一気に上昇してしまった。アメリカ経済が不況と物価高の併存状態に陥る確率は、これで90%に達したとみていいだろう。FRB(連邦準備理事会)は4日、入札金利方式による600億ドルの新たな融資を発表した。政府・与党は減税を軸とする景気対策の検討を始めている。

今週10日に、バーナンキFRB議長の講演が予定されている。FRBは29日にFOMC(公開市場委員会)を開くが、この講演でバーナンキ議長が政策金利の追加引き下げについてどんな姿勢をほのめかすのか。これが今週のハイライトになりそうだ。それにしてもアメリカの政策対応は、かなり素早いと評価できるだろう。また今週は9日にイングランド銀行が金融政策委員会を、10日にはECB(欧州中央銀行)が理事会を開く。それぞれ金融政策の変更があるのかどうか。

日本経済もスタグフレーションの入り口にきている。突入する確率で言えば、おそらく80%に近いだろう。ところが政府・与党のなかで、こうした危機感を持つ人はほとんどいない。したがって当然ながら、景気対策を考える人は皆無と言っていい。危ういかな、日本経済--である。そうしたなかで、10日には11月の景気動向指数が発表される。これに関する政府のコメントが、相変わらず「回復基調が続いている」だったら何をか言わんやである。

    ≪7日の日経平均は? 予想 = 下げ

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