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経済なんでも研究会
新興国は 頼みの綱になるか?
2008-01-08-Tue  CATEGORY: 政治・経済
主要先進国の株価が軒並み急落するなかで、新興国の株式が頑張っている。08年はまだ始まったばかりだが、この短期間のうちにアメリカのダウ工業株平均は3.5%下落した。日経平均も4日だけで4%の値下がり。週明け7日も大幅続落した。イギリス、ドイツ、フランスなどのヨーロッパ主要国でも、株価は大きく下げている。その一方で、中国やインドの株価は上昇。きわめて対照的な展開をみせている。

ダウ平均の下落は、アメリカ経済が景気後退に陥る危険性の高まりを反映したものだ。その心配が、日本やヨーロッパ諸国の株式市場に伝染した。アメリカが不況になれば、これら先進国の対米輸出が減少する。過去の経験からみても、これら諸国の景気にとって、かなりのマイナス要因となるに違いない。株式はその心配を先き取りして、大きく売り込まれた。

中国やインドも、アメリカには大量の商品を輸出している。ところが、いまのところアメリカ発の不安は伝染していない。なぜだろう? 答えとしては、いろいろな可能性が考えられる。まずアメリカの株式市場から引き出された投機資金。その一部が、新興国市場に向かったかもしれないこと。次に中国やインドは高い経済成長率を維持しているため、輸出が減少しても吸収してしまう余地がありそうなこと。

3つ目は、過去にそうした経験がないこと。アメリカの本格的な景気下降は、これから始まる。したがって各国の対米輸出も、これから減少し始める。過去の経験から先進国はこうした将来のマイナスを先き取りしてしまうが、新興国にはそれがない。もしそうだとすれば、中国やインドの株価も近いうちに下がることになる。本当のところは判らないが、いずれにしても新興国の元気が衰えなければ、先進国の病いも軽くて済むことになる。

    ≪7日の日経平均 = 下げ -190.86円≫

    ≪8日の日経平均は? 予想 = 上げ

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