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経済なんでも研究会
日本円は、こんなに安い
2008-01-18-Fri  CATEGORY: 政治・経済
日本円の価値が、多くの外国通貨に対して大きく低下している。日銀が計算した昨年12月の実質実効為替レートは、1973年3月を100とする指数で96.8となった。前月より1.1ポイント下がっている。円相場と言えば、ふつうは対ドル為替レートを指す場合が多い。だが実際にはユーロや元など数多くの外国通貨に対するレートもあって、それぞれが常に変動している。円相場が対ドルでは上昇、しかし対ユーロでは下落という場面もよくあること。

実効為替レートというのは、こうした多数の通貨に対して円の価値がどう変動しているか、を総合的に見るための指標。まず日本の輸出総額のうち1%以上のウエートを持つ輸出先を選定する。現在この条件に適合するのは、アメリカ、中国、ユーロ、韓国・・・など、15の国と地域。これらの通貨に対する円レートを1か月前と比較し、その変動幅に輸出ウエートを掛けたものが名目実効為替レート。さらに両国間の物価変動を加味して算出するのが、実質実効為替レートである。

要するに、為替レートと物価変動の面からみて、日本の輸出が有利かどうかを判定できるというわけだ。これまでの推移をみると、実質実効為替レートが最も高かったのは1995年の165前後。2000年からは、ほぼ一貫して下がり続けている。このところ日本の景気は好調な輸出に支えられているが、その大きな要因は実質実効レートの大幅な低下にあると言えるだろう。

逆に考えると、これら諸国からの輸入はそれだけ高くなっているわけだ。また海外駐在者や旅行者の負担も、それだけ重くなっている。対ドル相場だけ見ていると、それほどの円安とは感じられない。しかし他の多くの通貨に対しては、相当の円安になっている。こうした状況が続いた方がいいのかどうか。また、いつまで続けられるのか。

    ≪17日の日経平均 = 上げ +278.94円≫

    ≪18日の日経平均は? 予想 = 下げ

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