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経済なんでも研究会
水平飛行が続く 円相場
2019-12-04-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ ことしの値幅は8円以内 = 円の対ドル相場が、異常と言っていいほど動かない。11月は1ドル=108円台で始まり、109円台で終わっている。月間の値幅は1円60銭以内に収まった。ことし1-11月間をみても、最高値は1月の104円台。最安値は4月の112円台で、年間を通しても値幅は8円以内にとどまっている。かつては1年間に50円ぐらい変動しても、全く不思議ではなかった。いったい、どうして動かなくなったのだろう。

円相場を決める最大の要因は、日米間の金利差であるということが定説になっている。FRBはことし7月末に政策転換し、利下げに踏み切った。日本の金利は一貫してゼロだから、8月以降は円相場に上昇圧力が加わるはず。ところが円相場は、やや下げ気味に推移している。この動きは、為替の専門家でも予測できなかった。

もちろん、円相場を決める要因は、ほかにも多数ある。たとえば国際緊張の高まり、世界経済の回復基調、あるいは日本の対外純資産の増加などは、円の上昇要因に。また国際緊張の緩和、世界経済の不調、あるいは日本の貿易黒字縮小、日本企業の海外債券投資などは円の下落要因になると考えられている。

最近はこれらの要因が強まったり弱まったりして、全体として均衡しているのではないか。そして重要なことは、各国の金利水準がゼロに近づいたため、金利差が圧縮されてきた。その結果、金利差による為替変動が起こりにくくなったのではないか。もし、こういう状態が続けば、円相場の膠着状態は長期にわたる可能性がある。喜ぶのは、日本の経営者と株式投資家ということになりそうだ。

       ≪3日の日経平均 = 下げ -149.69円≫

       ≪4日の日経平均は? 予想 = 下げ


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