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経済なんでも研究会
外貨準備は 増え続けるが ・・・
2008-01-15-Tue  CATEGORY: 政治・経済
財務省が発表した07年12月末の外貨準備高は、9733億6500万ドルだった。7か月連続の増加で、06年末に比べると780億4500万ドル増えている。保有する外国債券や預金の利子収入に加えて、金の評価額が増大したため。世界のなかでも中国に次ぐ2番目の外貨準備大国であり、主要先進国のうちでは圧倒的に多い。

外貨準備というのは、政府と中央銀行が保有している外貨資産の総額。基本的には国際収支が黒字なら増加し、赤字なら減少する。そのほか外国為替市場で政府が円高を抑制するために外貨を買えば増えるし、円安を抑えるために外貨を売れば減少する。04年以降、政府はこの為替介入を全く止めているから、最近の外貨準備増は国際収支の黒字と運用収入を反映したものということになる。

昨年末の外貨準備の中身をみると、証券がほとんどで8235億ドル。次いで預金が1245億ドル、金が206億ドルとなっている。証券の大部分は、アメリカの国債と政府証券。また保有する金の重量は2460万トロイオンスだった。財務省によると、これら保有資産の最近の利回りは年4%前後。アメリカ国債の値上がり分まで評価すれば、利回りはもっと高くなっているという。

いま世界では、アラブ産油国や中国をはじめとして、外貨準備の積極的な運用が流行している。政府自らが株式市場や原油などの商品市場に資金を投じ、ある意味では“投機”に参加し始めた。こうした動きを背景に、日本国内でも外貨準備のより積極的な運用を求める声も出始めている。世界の流行に遅れないようにするか、日本はリスクの少ない堅実投資に徹するか。きわめてむずかしい判断である。

    ≪15日の日経平均は? 予想 = 上げ

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