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経済なんでも研究会
景気動向指数も 赤に近い黄信号!
2008-01-11-Fri  CATEGORY: 政治・経済
内閣府が10日発表した11月分の景気動向指数は、赤に近い注意信号が出たと考えていい。まず景気の現状を表わす一致指数は33.3%で、8か月ぶりに中立を示す50%を割り込んだ。景気の先行きを示す先行指数も10.0%の低水準。4か月連続で50%を下回っている。ところが驚いたことに、内閣府は「一時的な悪化で、景気の改善を示す水準にある」とコメントした。

景気動向指数というのは、景気の動きと関連の深い いくつかの景気指標を組み合わせて作成される。たとえば一致指数は11個の指標から作成されるが、このうち11月に前月と比べてプラスとなったのは卸売り販売額だけ。前月に比べて悪化したのは工業生産、生産財出荷、大口電力使用量、中小製造業売上高の4つだった。

これまでの実績からみて、この景気動向指数の精度は必ずしも良好とは言えない。しかし、その誤作動はどちらかというと、上方にブレやすかった。つまり動向指数が上向きでも、景気の実態は悪いことが多かったように思われる。こんなクセのある動向指数が、今回は下向きになったのだから、もっと警戒する必要があるのではないか。

たしかに年末という季節的な事情から、12月の一致指数が50%を上回る可能性はあるかもしれない。だが数か月前からの趨勢をよく見れば、むしろ12月の回復の方を一時的とみるのが客観的だろう。にもかかわらず「改善を示す水準にある」と強調する内閣府の真意は、なんなのだろう。いつも強気の解説をする大田弘子担当大臣が、今回は顔を出さなかった点もちょっぴり気にかかる。

    ≪10日の日経平均 = 下げ -211.05円≫

    ≪11日の日経平均は? 予想 = 上げ

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