FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話
2008-01-27-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第8章 円高・円安って、なんだろう? ⑨

ことしに入ってから、円の対ドル相場は上昇の傾向をみせています。アメリカ経済にむずかしい問題が起きて、ドルが売られて安くなったために、円高になっているわけです。たとえば昨年末の円相場は1ドル=113円でしたが、いまは107円ぐらい。たった6円の円高か、などと言ってはいけません。製品を輸出している会社の利益は、かなり減ってしまいます。その分、外国から輸入する品物の値段が下がることは、もうお判りですね。

では今後の円相場は、どうなるのでしょう。経済をよく勉強している人たちに聞いてみても、あまり答えてくれません。というのも、円の相場を動かす原因が多すぎるため、その将来を予想することはとてもむずかしいからです。もちろんアメリカ向けの輸出が増えたり、日本に対するアメリカからの投資が増加すれば、外国為替市場ではドルの供給が多くなりますから、ドル安・円高への力が働きます。

ところが円相場は、まだまだ数多くの力で動くのです。たとえば金利。おカネは金利の高いところで使うほうが得ですから、日本の金利が上がればドルがはいってきて、これもドル安・円高の原因になるのです。ほかにも国の経済状態や政治情勢、社会が落ち着いているかどうか。地震や大あらしの影響。大臣たちの発言など・・・。

しかも自分の国の状態だけではありません。相手の国の状態が変わると、それが相場にはすぐ影響します。それどころか、日本にもアメリカにも直接は関係のない国で起ったことも、円とドルの価値には響くのです。たとえばアラブの産油国で戦争が起ると、石油の生産が減ってしまうかもしれません。そのときアメリカと日本を比べると、日本の方が影響を受けやすいと考えられるので、円の対ドル相場は下がるでしょう。とにかく円相場の予想はむずかしい。だから、ここでも予想は止めておきましょう。

                            (円高・円安って は終わり)

    Please click here ⇒ 人気ブログランキングへ
ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.