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経済なんでも研究会
「平均寿命」は もう古い
2020-08-06-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 「健康寿命」を重視しない厚労省の怠慢 = 厚生労働省は先週31日、2019年の平均寿命を発表した。それによると、女性は前年より0.13歳延びて87.45歳に。男性は0.16歳延びて81.41歳になった。男女とも8年連続で延びている。国際的にみると、女性は香港に次いで第2位、男性は香港とスイスに次いで第3位だった。厚労省では、平均寿命が延びている原因は「健康意識の高まりと医療技術の進歩によるもの」と解説している。

日本人の平均寿命は、1989年に女性が80歳を超えた。男性も2013年に80歳を超えている。その後も寿命は延び続け、いまでは「日本人は長生き」という評価が定着したと言っていい。ただ、そうした過程のなかで、日本人の寿命に関する考え方も大きく変化しつつある。単に長生きするだけではなく、健康で長生きしたいと願うようになってきた。

健康で長生きすることの尺度は「健康寿命」によって表される。介護など他人の世話を受けずに、自力で生活が出来る年齢である。この健康寿命も、厚労省が調査して発表している。たとえば16年の健康寿命は、女性が74.79歳、男性が72.14歳だった。「平均寿命」と「健康寿命」の差が、介護などを必要とする、いわば「非健康期間」だ。健康寿命が延びれば、この非健康期間が短かくなるわけだ。

ところが厚労省は平均寿命を毎年発表しているのに、健康寿命は3年に1度しか集計しない。だから今回も19年の平均寿命と16年の健康寿命を比べるしかない。健康寿命を毎年発表すれば、国民の健康に対する意識はさらに高まるだろう。それによって非健康期間が縮まれば、国や自治体の介護費用なども節約できる。いいことづくめなのに、なぜやらないのだろう。厚労省が遅れているとしか考えられない。

       ≪5日の日経平均 = 下げ -58.81円≫

       ≪6日の日経平均は? 予想 = 上げ


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