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経済なんでも研究会
モーリシャス座礁の 賠償金は?
2020-08-21-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 日本の船主保険組合が支払う = インド洋の西に浮かぶモーリシャス島の沖で、日本の油輸送船が座礁。1000トン以上の重油が流出して、自然保護区の海岸やマングローブ林に大きな被害を与えてしまった。重油の流出は止まったが、自然環境の回復には30年を要するという。事故を起こしたのは、岡山県の長鋪(ながしき)汽船が所有する「わかしお」で、パナマ国籍。商船三井がチャーターしていた。しかし日本人は一人も乗っていない。

モーリシャスは1968年、旧宗主国のイギリスから独立した。東京都ほどの島に、127万人が住んでいる。産業は漁業と観光がほとんど。今回の事故で、その両方が壊滅的な打撃を受けた。当然、モーリシャスとしては損害賠償を要求する。だが賠償金は、だれが支払うことになるのだろうか。

バンカー条約という取り決めがあって、海難事故で燃料油が流出した場合の責任は「船主が負う」と明確に定めている。したがって今回の賠償責任は、船の所有者である長鋪汽船が負うことになる。ただ実際には、日本船主責任相互保険組合が支払うことになるようだ。保険金の支出限度は10億ドルとなっている。

賠償の対象は、漁業や観光業の損失。それに重油を除去するためにかかった費用などだが、まだ被害の実態が明らかとなっていないので、その算定はできない。ちなみに1997年にロシアのタンカー「ナホトカ」が日本海で座礁、6200トンの重油が流出したときの補償額は261億円だった。ここからみても、保険金の範囲内に収まるだろうと推測できる。

       ≪20日の日経平均 = 下げ -229.99円≫

       ≪21日の日経平均は? 予想 = 上げ


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