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経済なんでも研究会
二番底へ突き進む 米欧の景気 (上)
2020-11-04-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 日本も同じ道を辿るのか = 日米欧の景気は、そろって7-9月期に急回復した。アメリカのGDP成長率は年率33.1%の拡大。新型コロナの影響で31.4%も縮小した4-6月期から、大きく反発した。EUの成長率も7-9月期は61.6%の驚異的な拡大。4-6月期のマイナス39.5%からV字型の回復をみせている。日本の発表は16日になるが、民間の予測で7-9月期の成長率は18%程度のプラス成長になる見通しだ。

だが、どの国もGDPの水準はコロナ以前の高さには戻っていない。アメリカは昨年10-12月期に比べると、まだ2.9%低い。EUも前年比では4.3%低い水準だ。日本も同様で、18%成長したとしてもコロナ前に比べると6%ほど足りない。これは、たとえば100のGDPが3割減ると70になる。それが4割増えたとしても、98にしかならない。つまり日米欧のGDPは急回復はしたものの、まだコロナ前の水準は取り戻していないわけだ。

もちろん10-12月期も急回復が続けば、コロナによる経済の陥没は埋め戻される。ところが現実は、再びコロナ・ウイルスの感染が拡大し始めてしまった。アメリカもヨーロッパ諸国もコロナ第2波に見舞われ、最近の感染者増加数は第1波のときよりも3倍の大きさになっている。各国政府は10月末から、再び経済活動を規制する政策を取り始めた。フランスは全土、イギリスはイングランドで外出規制、店舗の営業制限に踏み切っている。

経済活動を規制すれば、景気は悪化する。10-12月期のGDPが収縮するのは目に見えており、いまアメリカもEUも景気は二番底に向かって下降し始めたと考えていい。こんどのマイナス成長はいつまで続くか、どこまで落ち込むかが関心のマトになてきている。そうしたなかで、日本はまだ規制を緩和中。しかしコロナ感染者は明かに増加してきた。日本も米欧と同じ道を辿るのだろうか。その可能性は、決して小さくはない。

                             (続きは明日)

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