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経済なんでも研究会
20年はいい年だった : 株式市場
2020-12-30-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ コロナで傷んだ世間とは対照的に = ことしの株価は新型コロナの流行で、年初から3月までは急落した。しかし、その後は年末まで大きく上昇した。財政支出の拡大と超金融緩和政策によって、大量のおカネが市中に放出されたからである。29日の日経平均を年初と比べてみると上昇率は16.5%だったが、3月の安値と比較すると上昇率は66.5%にも及ぶ。株式市場にとって、ことしはいい年だったと言えるだろう。

ダウ平均についてみると、年初来の上昇率は5.8%だったが、3月の安値比では62.4%も上昇した。年末は3万ドルを超え、史上最高値の水準で越年する。ただ日米ともに、株価は見事に二極化している。コロナ下でも成長できそうな銘柄には買いが集中、対応できない銘柄は置いて行かれた。この傾向は来年も続くだろう。

東京市場に関しては、やはり日銀の過剰な介入が目に余る。年間を通してのETF(上場投資信託)買い入れ額は、7兆円に達した。外国人投資家は3兆円ほどの売り越しだったから、その分を十二分に補っている。仮に日銀による買い入れがなかったとしたら、日経平均の動きはどうなっていたのだろう。

株式市場から目を転じると、世の中の景気は悪い。全体としての企業利益は縮小し、勤労者の実質所得も減った。倒産も増え続き、失業者も増大している。こうしたなかで、株価だけが大きく値上がりした。カネ余りがもたらしたこの現象。株価と実体経済の乖離と言ってしまえばそれまでだが、なんとも消化しにくい。

       ≪30日の日経平均 = 下げ -123.98円≫

       【今週の日経平均予想 = 2勝1敗】     

            
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