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経済なんでも研究会
コロナ不況の跡くっきり : 20年の雇用
2021-02-03-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 休業者が80万人も増加 = 総務省は先週、20年の労働力調査を発表した。それによると、年平均の失業者数は191万人で前年比29万人の増加。完全失業率は2.8%で、前年より0.4ポイント上昇している。失業者のうち「勤務先や事業の都合でやむなく離職した人」は35万人、前年より14万人増えた。コロナ不況の影響が色濃く出た結果である。

目立ったのは、休業者が急増したこと。年平均の休業者数は256万人で、前年より80万人も増えた。休業者というのは、普通なら産休や育児休暇で仕事を一時的に休んだ人が多い。しかし20年の場合は、店舗や施設が緊急事態宣言によって休業したものの、雇用調整助成金のおかげで解雇を免れた人たちが加わった。

仮にこれらの人たちが失業していれば、失業者は270万人にも達したはず。失業率も4%近くに上昇していたかもしれない。雇用調整助成金の効果が出たとも言えるが、コロナによる異常な現象だと考えることも出来る。もう1つ、20年の特徴は、コロナのシワ寄せが非正規雇用に集中したこと。正規雇用者は3539万人で前年比36万人の増加だったが、非正規雇用者は2090万人で75万人も減少した。

20年の雇用状況は年間を通じてみると、緊急事態宣言が発令された春から夏にかけてが最悪。その後は少しずつ改善している。たとえば12月の休業者数は202万人だった。しかし現在は再び11都府県に緊急事態宣言が発令中。また雇用情勢が悪化しつつあることは明白だ。はたして21年を通じては、どういうことになるのだろう。

       ≪2日の日経平均 = 上げ +271.12円≫

       ≪3日の日経平均は? 予想 = 上げ
        


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