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経済なんでも研究会
農林水産省が うらやましい?
2008-02-19-Tue  CATEGORY: 政治・経済
農林水産省は製粉会社に対する輸入小麦の売り渡し価格を、4月から30%値上げする。たとえばアメリカ産は、トン当たり5万4190円から7万0450円に上昇。主要5銘柄の平均価格は6万9120円になる。農水省は昨年4月に1.3%、10月にも10%の値上げを実施。いずれも国際価格の高騰が原因だと説明している。

小麦の国際価格は、昨年6月からことし1月の間に約6割も高騰した。昨年の猛暑や干ばつで、アメリカ、オーストラリア、フランス、カナダ、アルゼンチンなど主要な生産国が軒並み不作。特にオーストラリアは収穫が30%も減ったという。その一方で中国やインドの需要は増大、世界全体の在庫が減少してしまった。

日本の輸入依存度は87%。輸入先はアメリカが全体の53.8%と過半を占める。次いでカナダが24.2%、オーストラリアが21.9%となっている。政府が商社などを通じてその全量を買い付け、農業補助の費用を上乗せした価格で製粉会社に売り渡す仕組みだ。

今回の値上げも当然、製粉会社→メーカー→小売店→消費者へと波及して行く。5月には小麦粉が、6月ごろからはパンや麺類、菓子などが値上がりしそう。消費者にとっては頭の痛い話だが、昨年までの値上げをまだ完全には転嫁できていない業者も多い。そこへ30%値上げの大波が押し寄せる。こうした業者の悲鳴と恨み節が聞こえてくるようだ--「価格転嫁のできる農水省がうらやましい」

    ≪18日の日経平均 = 上げ +12.84円≫

    ≪19日の日経平均は? 予想 = 上げ

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