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経済なんでも研究会
政治家は 日銀総裁をいじめるな
2008-02-21-Thu  CATEGORY: 政治・経済
日銀総裁の人事が、やっと決着しそうだ。自民・公明の与党は、3月19日に任期切れとなる福井俊彦総裁の後任に、武藤敏郎副総裁を当てる考え。しかし民主党が難色を示して、これまで与野党間の対立が続いていた。民主党は武藤氏が財務省の次官だった点を問題視し、金融政策の独自性を貫くためには「財金分離」が重要だと力説していた。

ところが最近になって民主党内にも武藤氏の容認論が強まり、この線で決着する公算が強まっている。民主党が参院で武藤氏の就任を拒否すれば、日銀総裁が空席になるかもしれない。それなのに民主党としては、独自の候補者を見出せなかった。結果的に世論の反発が高まることを恐れて、妥協する道を選んだものと思われる。

日銀は1882年(明治15年)に創設された。そう言えば初代の総裁となった吉原重俊も、大蔵少輔(次官)だった人。民主党の「財金分離」論も判らないではないが、なにしろ日銀総裁は金融はもちろん、財政から経済一般の知識が豊富で海外通でもなければいけない。要は経歴ではなく、その人の能力と人柄の問題だろう。

自民党の伊吹幹事長は、民主党の「財金分離」論者に対して、日銀の独立性を守るためには「政金分離」が大切だと牽制した。だが、その言葉は昨年春の自民党幹部による日銀総裁への“恫喝”発言を思い出させる。参院選を前に金利を引き上げたら「日銀法を改正してでも止めさせる」と、しつこく言い続けた。新総裁が誕生したら、与党も野党もその政策を事後に批判するのはいいが、事前の“恫喝”だけは止めてほしい。それが本当の「政金分離」だろう。

    ≪20日の日経平均 = 下げ -447.54円≫

    ≪21日の日経平均は? 予想 = 上げ

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