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経済なんでも研究会
投機マネー また暴れる
2008-02-22-Fri  CATEGORY: 政治・経済
原油価格がまた100ドルを超えた。20日のニューヨーク市場では、3月決済の先物相場が一時は1バレル=101ドル32セントまで上昇。終り値も100ドル台に乗せている。年初にはじめて100ドルを記録したあと、最近は80ドル台にまで値下がりしていた。それが再び100ドルを突破した。つられて東京のドバイ原油も、20日は93ドル20セントの過去最高値をつけた。

金や穀物相場も高騰している。ニューヨーク市場の金先物は19日、1トロイオンス=934ドル40セントと3週間ぶりの高値に。シカゴ市場の小麦や大豆、とうもろこしも急騰した。いずれも投機資金が、これらの市場に再流入したためだ。では、なぜ再流入したのだろうか。

原油はOPEC(石油輸出国機構)が減産を決めるといった噂や産油国ナイジェリアの政情不安、さらにテキサスの製油所火災など、供給不安につながる原因もあった。次の目標を探していた投機資金が、これらの情報に飛びついて原油に向かった。投機筋としてみれば、アメリカの景気が明らかに下降し始めたため、株式市場にはあまり手を出したくないところだったのだろう。

原油が上がれば、ガソリンの値上げなどで消費は減退する。景気にとっては悪材料だ。その一方でインフレ圧力は増大する。景気後退を阻止しようと金融当局が利下げすればドル安が進み、これもインフレ要因になる。アメリカの1月の消費者物価は前年比4.3%の大幅な上昇となった。こうしてアメリカ経済は、また一歩スタグフレーション(不況とインフレの共存)に近づいた。

    ≪21日の日経平均 = 上げ +377.91円≫

    ≪22日の日経平均は? 予想 = 下げ

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