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経済なんでも研究会
階段のない タワマン : 脱炭素計画 (下)
2021-06-03-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 発想を転換しないと実現は不可能 = 必要な電力をどんな手段で造り出すか。その青写真を電源構成と言って、エネルギー計画の根幹になる。現行の電源構成は18年に作成された。その内容は、30年度の構成を「原子力20-22%、再生可能エネルギー22-24%、火力56%とする」というもの。だが19年度の実績は「原子力6%、再生エネルギー18%、火力76%」だったから、達成はかなり難しい。その目標をさらに引き上げるのだから、大変だ。

いま政府部内では、30年度の電源構成を「原子力は20-22%のまま据え置き、再生エネルギーを36-38%に引き上げ、火力を41%に下げる」という案が有力になっている。しかし、これは目標を達成するための“数字合わせ”でしかない。30基の原発を稼働させ、太陽光や風力による発電を現在の2倍に増やす。そのための具体策は、おそらく作成できないだろう。

経済産業省のエネルギー政策は、この10年間“失敗の連続”だった。原発では電力会社と地元住民との意思疎通に失敗。太陽光発電は強制買い取り価格を高く設定し過ぎて、電気料金の高騰を招いてしまった。最近も洋上風力に傾注したと思ったら、すぐまた太陽光に頼る始末。日本にとって最重要なエネルギー問題についての、長期的な視点に全く欠けている。

たとえば「原発はコストが安い」という考え方。災害対策やテロ対策、それに廃炉費用や汚染物質の最終処理まで計算に入れたら、1㌔㍗当たりの生産費は、いくらになるのか。そう考えたら、その費用を再生可能エネルギーに投入する。たとえば国公立の建物や鉄道、高速道路などに太陽光発電パネルを敷き詰める。国が高額の補助金を出しても、その方が安くつくのではないか。こうした発想の大転換がなければ、国際公約は守れない。

       ≪2日の日経平均 = 上げ +131.80円≫

       ≪3日の日経平均は? 予想 = 上げ


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