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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- スタグフレーションの話(1)
2008-03-01-Sat  CATEGORY: 政治・経済
1)言葉の意味 = いま世界の先進国経済は、スタグフレーションの方向に流されている。先頭のアメリカはもう瀬戸際。ヨーロッパ諸国がこれに続き、日本の危険度も高くなってきた。いったい、スタグフレーションとはどんな現象なのか。原因は何か。治療法はあるのだろうか。

スタグフレーションという言葉は、1960年代に作られた新語だ。英語のStagnation(経済の沈滞)とInflation(インフレ) を合成したものである。作者は不明だが、記録的にみるかぎり65年に当時のマクラウド英蔵相が演説で使ったのが最初らしい。その意味は、不況とインフレが同時に発生する経済の状態を指している。

60年代までの世界経済は、こうした状態を経験することがなかった。比較的小さな後進国が内乱とか干ばつとかによって不況と物価高に悩まされたことはあったが、これらは例外的な現象だとみなされていた。ふつうの先進国では、好況で需要が大きくなり過ぎればインフレになる。不況で需要が過少になれば、物価は下落した。したがって、不況とインフレの共存は実現しなかった。

ところが60年代に入ると、様相が変わり始める。まずイギリス経済が、この新しい病気にとり付かれた。景気が下降しても、物価が下がらない。むしろ上昇してしまう。この新しい現象をマクラウド氏がスタグフレーションと呼んだわけだ。この現象は当時の西ドイツやフランスにも伝染。70年になると、アメリカも悩まされるようになる。

                                 (続きは来週サタデー)

    ≪29日の日経平均 = 下げ -322.49円≫

    【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】

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