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経済なんでも研究会
石炭も大暴騰、電力ピンチ?
2008-03-05-Wed  CATEGORY: 政治・経済
石炭の国際価格が異常に高騰している。アジアの石炭価格の基準になっているオーストラリア産一般炭は、2月にトン当たり125ドルの史上最高値を付けた。1年前に比べると、なんと2.5倍。5年前の6倍という高値である。鋼材に使う原料炭の値上がりはもっと激しく、スポットでは300ドルの取り引きも現れたという。

原因は石炭産出国の国内需要が急増して、輸出余力がなくなってきたこと。特に世界最大の生産国である中国の輸出減少が大きい。国内で老朽化した1万か所以上の炭鉱を閉鎖した半面、火力発電所や製鉄所を続々と建設中。このため07年の石炭輸出は5300万トンと、4年前の6割に減少した。この調子だと、08年には純輸入国になる可能性が大きい。

石炭価格の高騰は、まず電力の発電コストに大きな影響を与える。世界の電力は、いまなお4割を石炭燃料に頼っている。さらにセメントやアルミニウム、また鉄鋼生産にも直ちに悪影響が出ることは避けられない。世界の輸入国は長い間、石炭が不足したり値上がりすることはないと確信してきた。だが石油に続いて、石炭も暴騰する時代がやってきたのである。

日本が世界で最大の石炭輸入国であることは、あまり知られていない。国内消費のほぼ全量を輸入に頼っており、最近の輸入量は年間1億8000万トン前後。その半分以上がオーストラリア産だ。発電にほぼ半分を消費している。電力は原油と石炭の高騰でダブルパンチ。早急に燃料計画の建て直しに迫られる。この意味でも、省エネと代替エネルギーの開発を急がなければならない。

    ≪4日の日経平均 = 上げ +0.10円≫

    ≪5日の日経平均は? 予想 = 上げ

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