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経済なんでも研究会
中途半端な 東証の市場改革
2022-01-14-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 看板を塗り替えただけに終わりそう = 東京証券取引所は4月4日に、市場の再編成を実施する。現在は1部・2部・マザース・ジャスダックの4市場制だが、これをプライム・スタンダード・グロースの3市場制に変更する。このうちプライム市場は国際的に活躍する大企業、スタンダードは主として国内で活動する企業、グロースは成長が見込まれる新興企業が中心。こうして3市場の特色をはっきりさせ、内外の投資家を呼び込むことが目的だ。

その前提として東証は11日、全上場企業3777社の移行先を公表した。それによると、プライム市場には1841社が上場。東証1部の約85%が移行する。またスタンダードは1部の344社を含む1477社、グロースはマザースとジャスダックから459社が移行することになった。だが、この発表をみて「なんだ、これは」と感じた人は少なくなかったに違いない。

まずプライムの企業数が多すぎる。これでは現行の1部市場とあまり変わらない。もっと条件を厳格にして、たとえば1000社ぐらいに絞らなければ、プライムの価値が上がらないのではないか。またスタンダード市場の性格も、全く曖昧なものとなってしまった。国内で活躍する企業の市場なのか、それともプライムに入れない企業の行き先なのか。

本来は優秀なグローバル企業が集まるプライム市場と、国内で活躍する優良企業が上場するスタンダード市場が併存し、その両市場への参入を狙う企業が上場する第三の市場があってしかるべきだった。しかし、それでは現行の4市場制と形が同じになってしまう。そこで無理して3市場制に固執した結果、再編成の基本的な意義が不明瞭になってしまった。残念である。

        ≪13日の日経平均 = 下げ -276.53円≫

        ≪14日の日経平均は? 予想 = 下げ


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