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経済なんでも研究会
“踊り場”に逃げ込んだ 月例経済報告
2008-03-25-Tue  CATEGORY: 政治・経済
政府の月例経済報告が、景気の基調判断を2か月続けて下方修正した。3月の報告は「景気の回復は足踏み状態」と明確に記述。大田経済財政相は「踊り場的な状態にある」という意味だと解説した。これまで政府は「緩やかだが、景気は回復している」と一貫して主張してきたが、ここへきてやっと景気の停滞を認めたことになる。

報告は生産、設備投資、企業収益が、そろって下向きになったと述べている。これまで景気を引っ張ってきた企業部門の勢いが弱まったため、この1-3月期はほぼゼロ成長に落ち込んだというのが「踊り場」の意味だろう。ただ「踊り場」という言葉には、しばらく足踏みしたあと再び上り階段になるという意味もある。

大田経財相は、こういう期待をこめて「踊り場」だと解説した。アメリカ経済が不況になっても中国やアジア諸国の景気はそれほど悪化しないから、日本の輸出はあまり減少しない。また改正住宅基準法の影響で落ち込んだ住宅投資が、まもなく急速に回復する--の2点に大きな期待をかけているようだ。

日本経済は、02年と04年の2回「踊り場」を経験した。そのときはいずれも、足踏みのあと回復基調を取り戻している。だが今回は当時と比べて、条件がかなりきつい。アメリカの経済的な混乱は当時より大きいし、原油高と円高という新たな悪条件も生じている。踊り場だと思っていたら、その先は下り階段という危険度はかなり高い。政府は「踊り場」の表現に逃げ込まず、もっと現実の危険性を直視してほしい。

    ≪24日の日経平均 = 下げ -2.48円≫

    ≪25日の日経平均は? 予想 = 上げ

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